歯科CAD/CAMシステムで歯科技工が変わる!
お口の中に装着する詰め物やかぶせ物は、通常、歯科技工所に依頼して製作してもらいます。
そのため、粘土のような印象材で歯型をとり、模型を製作して、技工所に提出し、そこから、模型の歯型を元に歯科技工士が詰め物やかぶせ物を製作します。
しかし、当院はこの度、「CAD/CAM装置」と「口腔内スキャナー」を導入しました。
従来ほとんど手作業で行ってきた、歯型取りや歯の制作の一部をすべてデジタル化!
コンピューターにより精密な型取りと補綴物の制作ができるようになりました。
従来に比べ診療時間(期間)も早くなり、患者様への負担も軽減されます。
口腔内スキャナー
口腔内スキャナーとは、小型カメラで口腔内を撮影し、そのデータをコンピューターで立体的にデータ化できる装置のことです。
従来の粘土のような印象材での歯型取りは不要となり、精密な型取りができます。
また、矯正治療のひとつ、マウスピース矯正では、治療後の未来の歯並びをシミュレーションで見ることができます。
最終的な歯並びの状態を事前に見ることで安心して治療に臨んでいただけます。
CAD/CAM装置
CAD/CAM(キャド/キャム)とは、コンピューターを使って修復物の設計から製作までを行うことをいいます。
まるで歯科技工所をコンパクトなマシンに詰め込んだように、3Dデータから正確性の高い白い歯を製作することができます。
保険で白い歯にできるのをご存知ですか?
銀歯は気になるけどセラミックは高いし・・・
そんなお悩みはございませんか?
そんな方におすすめなのが、
保険適用の白い歯 CAD/CAM冠です。
2020年9月1日からCAD/CAM冠の適応範囲が拡大し、
前歯も保険適用可能となりました。
CAD/CAM冠は、レジン(プラスチック)とセラミックを合わせたハイブリッドレジンと呼ばれる白い素材で作ります。
保険適用外のオールセラミックに比べると、強度や色調の正確性は劣りますが、費用を抑えることができ、周囲の歯の色に調和したものを入れることができます。
さらに金属を一切使用しないので金属アレルギーの心配もなく、体に負担の少ない素材です。
CAD/CAM冠のメリット
✔ 白色の歯を入れることができる
✔ 金属ではないので、金属アレルギーの心配がない
✔ 保険適用外のセラミックに比べ、保険適用なので安価でできる
✔ 天然の歯の硬さに近いため、咬み合う歯にダメージを与えにくい
✔ 治療期間を短縮できる
<注意点>
※CAD/CAM冠は適用するために必要な条件があります。
※口腔内スキャナーでの歯型取りは自費診療となります。
口腔内スキャナーでの歯型取りは自費診療となるため、保険治療での印象採得の工程は省略できないのが現状です。
しかし、近い将来にはさらにその範囲が拡がる可能性が高いと思っております。
保険適用前でも従来の印象採得と口腔内スキャナーを併用することで、後工程の加工精度の向上が実現しました。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:30 |
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14:30~19:30 |
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休診・・・日曜日・祝日・土曜日午後 ※ 土曜日の午前は9:00~12:00 |